お花見とあんぱん
2006.04.07
こんにちは、ナナです!
先月のなかば頃からずいぶん暖かくなって、都内ではソメイヨシノの満開が過ぎて、八重桜が見ごろになりました。
桜前線を追いかけてドライブするも良し、はらはらと舞い散る花びらを浴びながら、薄紅色に染まった歩道を歩くも良し。そんなお花見のお供には、やっぱり甘いものが欠かせませんよね。
先日、「ちょぼやき」でお花見と和菓子について書いたところ、スイーツ好きの方から、早速メールを頂きました。
お花見の和菓子と言えば、花見団子こと三色団子や桜餅などが頭に浮かびますが、その方のイチオシはあんぱん。そう、春らしさいっぱいの「桜あんぱん」です。ちょっと気取ったお花見なら本格的な和菓子を合わせたいところですが、お散歩がてらの気軽なお花見には、おやつの王様とも言える「あんぱん」がぴったりなのではないでしょうか。
ちなみに、4月4日は「あんぱんの日」。
1875年の4月4日、明治天皇が水戸藩の下屋敷でお花見をすることになり、そのときに木村屋總本店の「桜あんぱん」が献上されました。あんぱんの元祖・木村屋總本店の看板商品として、今も絶大な人気を誇る桜あんぱんは、このときに生まれたものだったのですね。
なんでも初代・木村安兵衛は、季節感だけでなく日本らしさも表現しようと、あんぱんに八重桜の塩漬けを埋め込むことにしたのだそうです。おまんじゅうの皮をパンに変えただけでもすごいのに、そこに桜の塩漬けを載せるなんて、すごいアイディアです♪

明治天皇も、「桜あんぱん」がとても気に入ったらしく、「引き続き納めるように」と言葉をかけたのだとか。こうして生まれたあんぱんは、ガス灯や蒸気機関車と共に「文明開化の七つ道具」と呼ばれるようになりました。
桜ならではの優しい香りとかすかな塩気、あっさりした小豆あんの甘味。
この三つが絶妙に溶け合う桜あんぱんをかじりながら、これからお花見散歩に行ってこようと思います!