おひなさまの雑学
2006.03.03
こんにちは、ナナです!
今日は桃の節句、ひな祭りですね。
「もうひな祭りをする歳じゃないんだけどな」なんて思いながらも、1年ぶりにおひなさまに再会すると、やっぱり心がほっこりしてきます。おひなさまには、女性の心をなごませる、不思議な力があるのかもしれません。
さて、この「おひなさま」ですが、皆さんのご家庭では、お内裏さまを左右のどちら側に飾っていますか?
これは地域によってかなりはっきりした違いがあるそうで、お内裏さまが向かって左に来るものを「関東飾り」、向かって右にくるものを「京風飾り」というのだそうです。
関西の主流は、朝廷儀式の慣例に従って、左が上位となる「京風飾り」。紫宸殿(雛段)を背にしたときに左が上位となるわけですから、飾るときは向かって右側にお内裏さまがくるわけですね。これに対して関東では、明治時代に皇室が西洋のスタイルに合わせて、向かって右に女性を配するようになったことから、お内裏さまを向かって左に置くようになったのだそうです。
こうした関東と関西の違いはほかにもあって、三人官女や仕丁たちの持ち物も、よーく見てみると違うんです。おひなさまのお道具にも差がありますし、ひな祭りに欠かせない「ひなあられ」も、関東と関西では大違い。関東風のひなあられは、米粒大くらいの小さいものが多く、甘くてサクサクしていますが、関西風は塩味がメイン。甘いものも混じりますが、素焼きのほかにたまり醤油やエビ風味などもあって、バラエティ豊かなんですよ。

そういえば、今頃になって気づいたのですが、三人官女のまんなかの人(座り官女)には、眉毛がないんですね! 一応、描いてありますけど、両側の2人に比べて異様に薄いんです。これは、彼女が「ミセス」だということを意味しているんだとか。
おひなさまも、たまにじっくり見てみると、いろいろな発見があっておもしろいです。